こんにちは、七実(@dvanchangos)です。
会津若松女子旅の後編です。
前編はこちら
1泊2日会津若松を満喫する女子旅プラン(後編)
飯盛山&さざえ堂
つづいて訪れたのは「小学生が木刀を買うところ」で有名な飯盛山(いいもりやま)です。
飯盛山は会津城下を見渡せる小高い山で、古くから信仰の対象として親しまれています。
戊辰戦争で白虎隊が自刃した地として有名で、白虎隊十九士のお墓があります。
また、白虎隊記念館や太夫桜、国指定重要文化財のさざえ堂など見どころも多く、観光客向けのお土産店も多数あり。
会津で一番の観光地なので、ここは押さえておきたいところです。
山頂までは183段の石段を登ります。
大人(中学生以上) 250円のスロープコンベアに乗ると楽に山頂まで行けますが、使わなくてもちょっと頑張ればすぐ登れますよ。
山頂の白虎隊十九士のお墓にお参りし、そこから脇の道を少し下ったところが白虎隊自刃の地です。
白虎隊士の石像の目線の先には鶴ヶ城が。
まだ15歳~17歳の子達が自ら自刃を決断した悲劇の地です。燃え上がる鶴ヶ城を見てどんな気持ちになったか測りしれません。
いまの時代を生きる私はそう思ってしまいます。
けれども、自分のことよりも会津の殿様のために、会津武士として誇りある選択をしたのでしょう。…切ないです。
友達の一人は小学校の修学旅行で飯盛山に来たことがあるそうですが、大人になってから来てみるとずいぶん印象がちがったみたいです。
続いて、下りルートを進んで「国指定重要文化財 さざえ堂」へ向かいました。
2017年にめざましテレビのココ調で「日本人も知らないニッポン絶景」の一つとして紹介されていたさざえ堂。
日本人の9%しか知名度のない建物ですが、実は外国人に大人気!
なぜなら、世界にひとつだけのスゴい建物なんです!
さざえ堂は、木造で、見た目はさざえの貝がらの形のようにうずまきになっています。
江戸時代に信仰の目的で建てられた参拝するための観音堂なんですが、何が唯一かって、
それは上ってみればわかります!拝観料は大人1人400円です。
階段のない螺旋通路をぐるぐる上って行き、てっぺんまで来たら逆回りで下っていきます。
私たちの前も後も、観光客たちがひっきりなしにさざえ堂へ入っていきますが、
通路の幅は狭く、上りと下りの人がすれちがうのは大変そうです。
しかーし!ご安心あれ!
この建物、上りと下りがすれ違うことが絶対にありえないんです!!
こういうこと!
この造りこそが、世界にも例のない建築ということで、国指定重要文化財に指定されています。
はじめてさざえ堂に入った二人は、「どういうこと?どういうこと?」とよくわからない様子でしたが、構造図を見て納得したようです。
飯盛山に来たなら、さざえ堂にも立ち寄ってみるのがオススメです。
ラーメン大好き七実さんのお気に入りラーメン
お昼はラーメン&餃子!
女子旅だからこそ、がっつりきいきます♪
実は、会津若松はラーメン屋がめっちゃ多いんです!
ラーメンといえば会津若松市のお隣の喜多方市の喜多方ラーメンが有名ですが、会津若松にも「会津ラーメン」があるんですよ。
喜多方ラーメンに似た平打ちの縮れ太麺が特徴で、スープは豚骨や煮干系、醤油味も味噌味もあり、もはやどれが基本なのかよくわかりません。
具は、チャーシュー、メンマ、ネギのシンプルなトッピングが一般的ですね。
私は、会津若松に住んでから自身のラーメン大好きっぷりに拍車がかかっていて、休日のランチといえばラーメンばかりです。「ラーメン大好き小泉さん」見てるとさらにラーメン食べたくなりますよね…。
そういうわけで私のおすすめのラーメン屋さんに二人を招待しました。
お店の名前は「麻衣系ラーメン沙羅家(さらや)」
味は醤油、味噌、塩、とんこつ醤油と豊富に選べます。
おすすめは醤油ベースに背脂チャッチャしてある「あぶあぶラーメン」。
会津ラーメンの特徴、縮れ太麺にしっかり濃いめのスープがからみます。
背脂ってギットギトでもたれるイメージがありますが、あぶあぶラーメンはコクのわりにスープはサラとしていて最後まで飽きずに食べられます。
もうひとつのオススメメニューは「とんこつ醤油ラーメン」のパルメザンチーズトッピング!
とんこつ醤油ラーメンをオーダーすると店員さんが粉チーズをおすすめしてくれます。
(なんと無料でかけ放題!)
ミルキーな醤油とんこつスープが、さらにクリーミーになりコクがアップ!
とんこつにチーズは合うんですね。嘘だと思ったらやってみて!
沙羅家さんには、会津名物のソースカツ丼などの定食メニューや居酒屋メニューもあります。七実のイチオシ会津ラーメン店です。
ラーメンといえばこちらもオススメ
レトロな七日町通りで一点モノさがし!
空腹を満たしたあとは、七日町通りでお買い物です。
七日町通りは、古くからある蔵が並ぶレトロな街並みが人気の通りです。駅もレトロでかわいいですよ!
多くのお土産屋さんや伝統工芸品の店が並んでいるので、目で見て楽しむことができますよ。
会津の伝統工芸といえば、「会津塗(漆器)」「会津絵ろうそく」「赤べこ・起き上がり小法師」「会津本郷焼」などなど、数え切れないくらいあります。
古くからの伝統的な製法で変わらないクオリティの逸品を探すもよし、若いクリエイターさんの伝統×個性を生かした作品を発掘するもよし!
伝統工芸品といえば値段が高いものばかりと思いがちですが、意外とリーズナブルなものもあります。会津塗や本郷焼は店内でワゴンセール品があったりします。探してみると掘り出し物があるかも!
「会津ブランド館」では、会津のクリエイターさんのハンドメイドグッズや、会津ならではのおみやげにぴったりな雑貨や食品が並びます。
ギフトとしても喜ばれそう!
二人が買ったものは?
友達が自分のために購入したものはこちら。
漆で会津木綿の柄を描いた小皿と本郷焼の一輪挿し。
こちらも会津塗の湯呑&小皿。野菜スティックと味噌マヨをいれてもオシャレ♪
今度は、本郷せと市に招待しようかな♪
また、あいづの蔵で逢いましょう。
女子旅のラストは蔵カフェです。
向かったのは、その名も「珈琲館 蔵」。
明治時代の蔵がそのまま使われたレトロで懐かしい雰囲気のカフェです。
創業はなんと1976年!四半世紀愛されているんですね。観光客だけでなく、地元の人にも人気のカフェです。
人気メニューは昔ながらのハヤシライスやナポリタン。コーヒーは磐梯山の麓で汲んだ地下水で淹れたまろやかな味です。
楽しかった旅を振り返りながら、春のスイーツとコーヒーを楽しみました。
桜のモンブラン
フルーツケーキ
こちらもおすすめの蔵カフェ
2日間の会津女子旅、名残惜しいですがここで解散です!
あいづ女子旅ルートまとめ
短い時間で会津若松をまるごと楽しめるルートはこちら。
【1日目】
15:30 会津若松着、鶴ヶ城を見学
18:00 東山パークホテル新風月宿泊
【2日目】
9:00 手作り体験ひろば番匠で赤べこの絵付け体験
10:30 飯盛山、さざえ堂散策
12:00 ランチ(沙羅家)
13:00 七日町通りでショッピング
15:00 蔵カフェでお茶
16:00 解散
今回は私のマイカーで移動しました。観光客向けの駐車場がたくさんあるので、レンタカーもおすすめです。(ただし、狭い道が多い、かも。)
公共交通機関を使うなら、まちなか周遊バス「あかべえ」「はいからさん」を利用するのがオススメ。
ハイカラさん・あかべぇ専用1日フリー乗車券は600円で1日乗り放題です。
購入場所、ルートなど詳しくは会津バスHPへ
我ながら大成功の女子旅でした♪
2回目の会津旅は、ちょっとディープな会津を楽しんでもらおうかな♪
会津若松はまだまだ紹介しきれないスポットがあるので、またブログで紹介していきますねー。
それでは、ごきげんよう。