こんにちは、Webライターの七実(@dvanchangos)です。
人生で初めて、一眼レフカメラ「Canon EOS 9000D」を購入しました。
1台目のカメラって、迷いますよね。
- そもそも種類がたくさんあってわけがわからない!
- カメラ好きの人がおすすめするカメラが高すぎる!
- ぶっちゃけ安くてキレイに撮れればいいんだけど・・・
私も同じように悩みました。
そこで、この記事では、
- 私がカメラを買うまでの具体的な下調べ・流れ
- Canon EOS 9000Dを選んだ理由
- Canon EOS 9000Dを実際に使ったレビュー・比較
- 七実的「お得で安心なカメラの買い方」
についてご紹介します。
正直、EOS 9000Dは私にぴったりのカメラで大満足です!
他の機種と比較して、かなり迷いに迷って買った経緯があるので、本音をぶっちゃけて書いています。
これから一眼レフを購入したいWebライターの方、イケてる写真を撮りたいカメラ初心者さん必見です!
初心者がEOS 9000Dを購入するまでの下調べはどうした?
「今後、Webライターとしていいカメラを1台持っておきたい」
「記事の商品写真をもっとキレイに撮りたい!」
そんな理由から一眼レフカメラを購入しました。
しかし、もともと写真はiPhoneで十分だと思っていたので、カメラの知識がほどんどない状態。
ここでは、私が一眼レフカメラを購入するまでの下調べ方法をご紹介します。
具体的には5ステップです。
- カメラの基本を本やYou Tubeで学習
- カメラで「何をしたいか」を洗い出す
- 「価格」と「機能」を消去法してカメラ機種を絞る
- 家電量販店で実際に触ってみる
- 中古品があるか調べる
詳しく説明していきます。
1.カメラの基本を本やYou Tubeで学習
一眼レフ?ミラーレス?コンデジ?レベルのカメラ初心者の場合、まずは初心者向けのカメラの本を一冊読んでみたり、プロのカメラマンさんのYou Tube動画を視聴したりするのがおすすめです。
本だと、こいしゆうかさんの「カメラはじめます!」がわかりやすくておすすめです。
とにかくこれを読めば、初心者でもカメラの基本と、写真のとり方のコツがわかります。
マンガなので読みやすく、具体的な写真のテクニックもあって参考になりました。
なにより、読んでいると「私もカメラはじめたい!」というモチベーションが上がる本です。
You Tube動画もかなり参考になりました。
プロカメラマンの方が、カメラの性能の違いや、選ぶポイントをわかりやすく説明してくれるので信頼性が高いです。
私の主観ですが、写真が好きな人ほど、カメラへのこだわりが強すぎて、初心者に教えたがらない雰囲気がある気がします・・・。
なので、無料で知識を提供してくれるカメラマンの方は素晴らしい!
いくつか参考になった動画を紹介します。
2.カメラで「何をしたいか」を洗い出す
「いいカメラが欲しい!」では、永遠に自分に合うカメラは選べません。
大事なのは、「自分はそのカメラで何をしたいか」を明確にすることです。
パソコン選びでも同じですが、ワードとエクセルだけ使いたい人が高価なゲーミングPCを買ったところでミスマッチですよね。
カメラも同じで、「高価なカメラだからいい写真が撮れる」というわけではないことを学びました。
きれいな写真なら今どきスマホでも撮れますしね。
そこで、私がカメラで何をしたいかを洗い出してみました。
【やりたいこと】
- 取材で使うため、見栄えのする見た目がいい(ゴツい見た目も大事)
- 撮りたいのは、人、風景(山)、猫、商品画像。
- 撮った写真はスマホで加工したり、レタッチしたりしたい。
- 設定や操作を簡単にしたい
【やらないこと】
- 壮大な風景写真を撮ってコンテストに応募する
- 写真を引き伸ばして巨大なポスターにする
- プロカメラマンになる
- You Tubeに動画を投稿する
このように、やりたいこととやらないことを明確にすると、カメラを選びやすくなります。
3.「機能」を消去法してカメラ機種を絞る
2で考えたやりたいこととやらないことから、カメラを選んでいきます。
まず、やりたいことを機能に結びつけて考えてみます。
①取材で使うため、見栄えのする見た目がいい(ゴツい見た目も大事)
➔ゴツいのはミラーレスより一眼レフ。バッテリーの持ちも良い。
②撮りたいのは、人、風景(山)、猫、商品画像。
➔人や商品をキレイに撮れる(オートフォーカス、測距点多め)
猫の素早い動きを追える(シャッタースピードが早い、シャッタースピード優先モードがある)
③撮った写真はスマホで加工したり、レタッチしたりしたい。
➔BluetoothやWi-Fiで写真データを送れる
④初心者でも扱いやすい
➔バリアングルモニター、操作が簡単にできる(タッチパネル)、重すぎない
これらを考慮すると、必要な機能は
- エントリーモデル~ミドルクラス(CanonかNikon)
- センサーサイズはAPS-C(フルサイズでなくて良い)
- BluetoothやWi-Fiあり
- バリアングルモニターあり
4.家電量販店で実際に触ってみる
実際に触ってみないと、持った時の感じや重さ、シャッター音がわからないので、一度家電量販店で触ってみることにしました。
候補にしていたCanonやNikonの一眼レフカメラを触ってみると、思ったより腕にズシッと重さがきます。
ミドルクラスのEOS90DとエントリーモデルのEOS9000Dの重さの差は150gほどですが、持ってみるとEOS90Dの方は想像よりも重く感じました。
私は手が小さくて力もあまりないので、こんなに重さの差を感じるのであればエントリーモデルでいいかな・・・と思いました。
シャッター音も個性的で、好みが分かれそうです。
ミラーレスはシャッター音が小さかったり、無音でも撮れたりしますが、一眼レフは「カシャッ!」「ガシャ!」としっかり音がするので「撮ったぜ!」という感じがして、初心者にとっては写真を撮る楽しさのひとつかもしれません。
5.中古品があるか調べる
最後にカメラの購入方法を調べます。
新品の価格、中古の価格、保証期間、アフターケアがあるかを考慮して決めます。
私の場合は予算は10万円と決めており、新品にこだわっていなかったので、カメラのキタムラで中古品を購入することに決めました。
カメラのキタムラで購入することにした理由は、
- 近所にキタムラ店舗があるので、わからないことがあれば店員さんに相談できそうなこと
- 半年間の保証が付いていること
- 実物を見てからキャンセルも可能なところ
です。
実際に注文してみた感想も後述しています。
EOS 9000D レビュー
購入したEOS9000Dをレビューしていきます。
ざっくりまとめると、ポイントは5つです。
- 中上位機種と同じパネル付きで設定が見やすい
- バリアングルは絶対便利!自撮りにも
- Wi-Fiですぐスマホに転送OK。加工してすぐにインスタ投稿可能
- オートフォーカス性能がいいから初心者でもキレイに撮れる
- タイムラプス・動画も。これ1台でなんでもできる
詳しく説明していきます。
中上位機種と同じパネル付きで設定が見やすい
本体の上部に設定が確認できるパネルが付いています。
これは、Canonの他のエントリーモデルと異なる部分のひとつです。
ちなみにEOS Kissシリーズにはパネルは付いていません。
中上位機種に付いているパネルと同じものが付いているということは、もっと上位の機種に替えたときにも同じ感覚で使えるということ。
もちろん初心者モデルだから、オートモードやシーンに合わせたモードを使うだけでもキレイに撮れるのですが、初心者を抜けてマニュアルを使いこなせるようになってきたときに、このパネルが便利に使えると思います。
バリアングルは絶対便利!自撮りにも
絶対に譲れない機能としていたのがバリアングル機能。
EOS9000Dは、液晶画面が前方向180°、後ろ方向90°、水平方向175°に動きます。
地面スレスレのアングルや、高いところからのアングルも、液晶を見ながら確認できてうまく撮れ、手前に向ければ自撮りをすることもできます。
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また、女性はファインダーを覗くと、カメラに顔のファンデーションが付いて本体が汚れてしまうことが多いのですが、液晶画面を見ながらの撮影だと顔が本体に触れないので汚れる心配がありません。
しかも、液晶画面はタッチ操作可能なので、スマホと同じようにタッチで設定したり、タッチでシャッターを切れるようにも設定できます。
BluetoothやWi-Fiですぐスマホに転送OK。加工して即インスタ投稿可能
「Camera Connect」という専用アプリをスマホにダウンロードしておけば、BluetoothやWi-Fiでカメラとスマホを接続して取った写真データをすぐにスマホに送れます。
アプリの使い方は簡単。
最初に使うときにスマホ端末とカメラをBluetoothでペアリング、もしくはWi-Fi接続しておきます。
一度接続すれば、本体背面のWi-Fiボタンで接続先を選ぶだけ。
あとは、接続するとアプリ内にカメラで撮った写真が一覧になって表示されるので、スマホに入れたい写真をポチポチと選べばスマホに写真が保存されます。
スマホで加工したり、すぐにSNSに投稿したりでき、いちいちカメラのSDカードを取り出したりする手間が省けて便利ですよね。
万が一、SDカードのデータが消えても、スマホに転送した写真が残っているので安心です。
また、この機能を使えばカメラ同士・PC・プリンターなどに接続も可能です。
AF性能がいいから初心者でもキレイに撮れる
EOS9000Dは、エントリーモデルでありながら、測距点が45もあるんです。
(測距点が多いほうが動く被写体や小さな被写体にもしっかりピントが合う。)
実際に撮ってみると、何のコツもいらず、すぐにピントが合います!!
AFには3種類あって、静止しているなら「ワンショットAF」、動く被写体を追うなら「AIサーボAF」、動きが予測できない被写体なら「AIフォーカスAF」と使い分けるようになっています。
動き回る猫を撮影する場合も、自動でピントを合わせてくれるので助かります。
タイムラプス・動画も。これ1台でなんでもできる
You Tubeを観ていると、動画撮影用にEOS9000Dを購入している人もいました。
フルハイビジョン60pに対応したなめらかな動画撮影ができ、カメラ内で動画をつなぎ合わせて編集することも可能です。
タイムラプスも撮影できるので、写真を撮るだけでなく幅広い用途に使えるカメラです。
私は動画を撮ることはあまりないのですが、映像にこだわるならこれからは4K動画に対応したカメラのほうががおすすめできます。
EOS 9000DとEOS Kiss X9iの違い
EOS 9000Dに最もよく似ている機種が「EOS Kiss X9i」です。
Canon公式ページからスペックを比較してもほぼ一緒。発売日も一緒。
違いがわからなくて迷う人も多いようです。
違いは上部パネルの有無のみ
調べた結果、やっとわかった違いは、「上部のパネルがあるかないか」です。
EOS Kiss X9iはとにかく初心者や女性でも簡単に!わかりやすく!が徹底されているので、小難しいパネルは不要なんでしょうかね。
見た目も重さもほぼ変わりませんし、機能も一緒ですが、操作性の面ではEOS9000Dのほうが液晶表示パネルがあって本格的になっています。
「Kiss」のネーミングが苦手な人には9000Dがおすすめ
私が気になったことは、「EOS Kiss」のイメージが、女性・初心者なこと。
もちろんターゲットがそこなのでいいんですが、一応仕事で取材にも使っていく予定のカメラなので、あまりにもネーミングが初心者向けとして有名すぎるのがネックだったんです。
男性の方も、「 Kiss」のネーミングには抵抗があるかと思います。
そういう意味では、EOS9000Dはエントリーモデルなのに本格っぽさを出せるのでありがたいです。
EOS 9000DとEOS90Dの違い
比較検討したなかで、最初にいいなと思ったのが「EOS90D」でした。
「EOS90D」はミドルクラスの現時点で最新モデルなので、映像エンジンは現時点で最新のDIGIC 8(9000DはDIGIC 7)、動画も4Kで撮れます。
シャッタースピードも最高1/16000秒と本格的なモデルです。
これを使っていれば、まず初心者には見られないでしょう。
しかし、価格と重さがネックで私は選べませんでした。
まず、EOS90Dの価格はEOS 9000Dのほぼ2倍します…。
同じAPS-Cでもエントリー機とミドルクラス機でここまで違うとは。
それと、家電量販店で持ってみた時にあまりにも重くて、最初からこのカメラを使いこなせる気がしないと思ってしまいました。
EOS 9000DとNikon D5600の違い
NikonでEOS9000Dに似た機種を探すと、Nikon D5600に行き着きました。
両方とも、バリアングル液晶、Wi-Fi・Bluetooth対応で使いやすさは同じくらい良さそうです。
強いて言えば、測距点がD5600の方が少なめ(39点)なのと、連写枚数が毎秒約5枚(9000Dは6枚)なので、9000Dのほうが若干性能がいいくらいでしょうか。
重量はD5600のほうが70gほど軽いです。
どうして私がNikonではなくCanonにしたか。
その理由は、「うちの猫が真っ白だから」です。
一般的に白がキレイに撮れるCanon、黒がキレイに撮れるNikonと言われていて、これは好みの問題だそうです。
それなら、真っ白い猫を撮るならCanonかな、と簡単に決めました。
あと、Nikonはレンズの値段がCanonより高いので、今後のことも考えたところもあります。
EOS9000Dの購入はカメラのキタムラネットショップが安心
今回、一眼レフカメラを購入するにあたって、中古でなおかつ保証がついたものを選びたかったので「カメラのキタムラネットショップ」を利用しました。
結果、中古とは思えないほど新品に近いカメラを保証付きで、新品より安く購入できて満足しました!
初めて本格的なカメラを買うなら、カメラのキタムラがおすすめな理由を説明していきます。
メリット①カメラ専門店だからしっかり査定している
中古のカメラをネットで買うとなると、届いてみたら傷だらけだった、不具合があったなどのトラブルが心配です。
高い買い物なので、慎重になりますよね。
カメラのキタムラでは、全国のキタムラ店舗にいる鑑定者がしっかり査定してランク付けしており、ネット上にも鮮明な商品写真が載せられているので、トラブルの心配がありません。
中古の状態は5段階で、
- AA(新品同様)
- A(美品)
- AB(良品)
- B(並品)
- C(やや難あり)
となっています。
AA~ABなら目立った傷もなく新品に近いくらいキレイです。
メリット②全国700店舗以上で受け取れる、キャンセルも可能
注文した中古カメラは、全国のカメラのキタムラ店舗で受け取ることができるほか、自宅への宅配もOKです。
送料は無料です。(自宅などへの宅配の場合は、8,000円未満は送料がかかります。)
注文したカメラの実物を見て、もし購入をキャンセルしたい場合のキャンセル料・送料は無料なので安心です。
ネット通販やフリマサイトだと、一度注文したらキャンセル不可だったり、返品する際の送料が自己負担だったりしますが、キタムラだとその心配がありません。
メリット③中古カメラは6ヶ月の保証付き
キタムラの中古カメラを購入すると、6ヶ月の保証がついています。
中古と言っても高い買い物なので、まったく保証がないのは不安ですよね。
6ヶ月以内の自然故障の場合、1回のみ修理は無料、修理不可なら返金の対応になります。
キタムラなら購入時に「中古カメラ6ヶ月保証書」を発行してくれて、何かあれば近くの店舗で対応してもらえるので初心者も安心です。
カメラのキタムラで中古カメラを購入した感想
実際に、カメラのキタムラのネットショップから中古カメラを購入をしてみました。
ネットから中古カメラを予約すると、近くの店舗に3日後に入荷され、メールでお知らせが届きました。
店舗に行って予約したカメラを見せてもらうと、まるで新品のようなピカピカのカメラでした!
また、店員さんにカメラの購入が初めてだと伝えると、レンズのはめ方を丁寧に教えていただけました。
他にもレンズの保護フィルムを貼ってもらったり、SDカードを購入したりと、購入したらすぐ使えるように丁寧に説明してもらえて、本当に助かりました。
帰り際にも、「困ったことがあれば、いつでもご相談くださいね♪」と、言ってもらえて心強かったです。
中古で安く買えるだけでなく、近くの店舗にすぐ相談できるカメラの専門家がいるメリットは大きいと感じました。
カメラのキタムラのネットショップ、本気でおすすめします!
EOS9000Dを気軽に試すならレンタルもアリ
- いきなり何万円もするカメラを購入しても、ちゃんと使えるか心配で手が出せない
- 一眼レフかミラーレスか、CanonかNikonか、などいつまでも迷って買えない
- 取材や旅行で何日かだけ使えればいい
という場合は、カメラのレンタルもアリです。
カメラ・ガジェットレンタルの「rentry」だと、3泊4日からレンタルできて、もし気に入ったらそのまま購入することもできます。
レンタルで色々な機種を試してみるのもいい方法です。
中古カメラから始めるもよし、レンタルでお試しするのもよし、自分に合った方法でカメラデビューしてみてくださいね。
インスタにEOS9000Dで撮った写真を投稿中!
以上、一眼レフカメラ「EOS9000D」のレビューでした。
最後に、購入したEOS9000Dで写真を撮る練習のために、Instagramに写真を投稿しているので、のぞいてみてください!
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