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【レビュー】セリアの折りたたみコーヒードリッパーはユニフレームのコーヒーバネットにそっくり!実力は?

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こんにちは、登山時々ゆるキャンパーの七実(@dvanchangos)です。

たまたま、100円ショップセリアでお買い物をしていたら、コーヒードリッパーを発見しました。

その見た目…これは、あの有名なユニフレームのコーヒーバネットじゃないか!!

と驚き、即座に購入しました。それがこれです。

見た目はコーヒーバネットにそっくりですが、税込108円の商品です。

本当にちゃんとコーヒーが淹れられるのでしょうか?実際に使ってみたのでレビューします。

セリア折りたたみコーヒードリッパーの仕様

購入したのは、セリアで販売している「折りたたみコーヒードリッパー」という商品です。ついでに、100均では珍しく円すい形のコーヒーフィルターも売っていたので買ってみました。

ちなみに、元祖はこちら、ユニフレームのコーヒーバネットです。

コーヒーバネットのお値段は1,900円(税抜)なので、価格は20分の1。しかし見た目は瓜二つです。セリアさん、やるなー。

このようなワイヤーを使用したコーヒードリッパーは、バネなので薄くたためて軽量で、携帯性に優れているため、登山やキャンプなどのアウトドアシーン向けの商品なんですよね。本家バネットにはちゃんと収納袋がついてきます。

横から見たところ。

外側のフレームに挟み込めば折りたたむことができるところも、コーヒーバネットと同じです。ちなみに収納袋はなし。

直径は12cm。材質はステンレススチールです。重さは52gとかなり軽量!

スペックは本家コーヒーバネットと遜色なし。あとは、ちゃんとコーヒーが淹れられるのかが問題です。

セリア折りたたみコーヒードリッパーでコーヒーを淹れてみた

自宅にて、さっそくコーヒーを淹れてみます。

フィルターはセリアで一緒に買ってきた円すい形フィルターを使用。サーバーは普段使っているHARIO(ハリオ)V60 コーヒーサーバーを使いました。

コーヒードリッパー自体がとても軽いので、サーバーに乗せてもそれほど安定はしませんが、ちゃんと乗ります。下の部分の直径が11.5cmなのでそれ以下の直径のカップなどであれば問題なく乗ると思います。シェラカップだと大きすぎですね。

フィルターを乗せてみると、

フィルターとドリッパーの開き具合いが違うので、隙間が空いています。

上に行くほど、隙間が大きくなっていっているのが分かるでしょうか?

ここにコーヒーの粉を入れ、お湯を注ぐと、

かたむいて、斜めになっちゃった・・・。

横から見ると、こんな状態です。均等にお湯を注ごうとしても、ドリッパーとの間に隙間があるせいで、一方向に傾いていってしまいました。

角度を元に戻そうにも、フィルターがフニャフニャでしかも熱いので、どうにもなりません。

うまくお湯が注げずイライラしたものの、ちゃんとコーヒーを淹れることはできました。

フィルターが斜めになることで、お湯を均等にコーヒー豆に注げないので雑味が増しているのかもしれませんが、私の舌では特に気になりませんでした。

セリア折りたたみコーヒードリッパーのメリット

実際にセリア折りたたみコーヒードリッパーをつかってみてのメリットはたった1つ!

価格が安いことです。

アウトドアでコーヒーをペーパードリップしたい!と思ったら、ミルやらフィルターやらいろいろ揃えなければいけないので、ドリッパーが100円で買えるならこんなに気軽なことはありません!

しかも、台形フィルターよりも入手しづらく、台形フィルターよりもちょっと値段が高い、円すい形フィルターまで30枚入り100円で買えるなんて、素晴らしいと思います。

セリア折りたたみコーヒードリッパーのデメリット

私が使ってみて感じたデメリットは、フィルターとドリッパーの形状がフィットせず、うまくコーヒーが淹れられなかったこと。

確かにコーヒーを淹れることはできたものの、お湯を注ぐと斜めになるのでイライラしてきました。

私は、コーヒーをペーパードリップすること自体が好きです。

お湯を注ぐとコーヒー豆からもこもこと泡が立ち、「の」の字にゆっくりと均等にお湯を注ぎながら、じっくりとじっくりとコーヒーを抽出するあの作業がとても好きなんです。

その行為の丁寧さというか、繊細さも、コーヒーの旨味の一部と思ってコーヒーを楽しみたい人間なので、ドリッパーの形状ひとつで台無しになってしまいそうで、気持ちよくコーヒーを淹れることが出来ませんでした。

(ちなみに、形状をうまく変えられないかと引っ張ったりねじったりしてみましたが変わりませんでした…。)

 

では、本家コーヒーバネットはというと、しっかりフィルターにフィットした形状になっていますね。

レビューを見ると、バネの開きによって個体差があるようですが、セリアのコーヒードリッパーほど斜めになることはないようです。

コーヒーバネットには、専用の収納袋とフィルター10枚がセットになっているのもいいですね。もちろん、フレーム自体もセリアより太くて丈夫です。

なにしろ、価格が20倍ですからね。使い勝手と価格、どちらを選ぶかですね。

セリア折りたたみコーヒードリッパー以外のおすすめドリッパー

私のように、ペーパードリップをじっくり楽しみたい人にとっては、バネっぽい形状のものは不向きなようです。そこで、登山やキャンプで使うドリッパーのおすすめを紹介します。

1.ミュニーク テトラドリップ

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MUNIEQ(ミュニーク)
¥3,080
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私が思う、携帯性ナンバーワンのコーヒードリッパーが、ミュニークのテトラドリップです。

丈夫なステンレススチール製のプレートを3枚組み合わせるとドリッパーになる優れモノ。本体の重さはわずか25g!!

円すい形フィルターとの相性もよく、軽量さが求められる登山でおすすめできるドリッパーです。ただし、けっこう高価です。

2.オールインワンコーヒーメーカー

手動コーヒーメーカー コーヒーミル手動コーヒーマシンハンドル調整可能 フィルダー付き (シルバー, 400ml)
EastMount

キャンプや、登山でもコーヒーは豆から!という方には、これ一つで、ミルでの豆挽き・ドリップができ、コーヒーの保温まで可能なオールインワンのコーヒーメーカーがおすすめ。

コーヒーを淹れるためにミル・ドリッパー・カップを持つと、けっこうかさばってしまうもの。これ一つで本格的なドリップができるのがいいですよね。ただし、1杯ずつ抽出するのでソロ向きですね。

3.HARIO (ハリオ) ドリッパー

多少モノが多くても大丈夫なオートキャンプであれば、家庭用ドリッパーでもいいと思います。私は、いつもハリオの円すい形ドリッパーを使っていますが、これが一番使いやすいし、美味しく淹れられると思っています。

ドリッパーとサーバーとフィルターがセットで1,000円以下で買えるのでコスパもいいですよ!

セリア折りたたみコーヒードリッパーまとめ

メリット

  • 価格が安い。
  • コーヒーを淹れることは可能。

デメリット

  • フィルターの形状と合わず、気持ちよくドリップできない。
  • 収納袋が付いていない。

以上、セリアのコーヒードリッパーのレビューでした。

今度はフィルターを折って、ドリッパーに合わせて使ってみたりなど、工夫してみたいと思います。うまくいったらまたレビューします。

それでは、ごきげんよう。