登山初心者講座

【どこに登る?】登山初心者女子の山の選び方のポイントを5つ紹介!

登山をしてみたい!と思ったら、まず登る山を決めることから始まりますよね。

でも、

  • そもそも初心者の登山に向いている山って?
  • 登山できる山ってどうやって調べるの?
  • 初心者過ぎて山のレベルが全然わからない!

という方が多いと思います。

七実
七実
この記事では、単独登山女子の私が、初心者のときにどうやって登る山を選んだかをもとに、初心者が気をつけるべき山選び5つのポイントを紹介します。

後半では、実際に私が初心者のときに山選びでの成功&失敗体験談を語っていますので参考にしてみてくださいね。

初心者向け山の選び方ポイント

さっそく、山選びのポイントを5つに絞って説明していきます。

この5つをクリアしている山であれば、まったく登山経験がない初心者レベルの人でも気軽に登山にチャレンジできるでしょう。

それでは、1つずつ説明していきますね。

①コースタイムの目安は片道2時間以内

登る山のコースタイムは、2時間以内を選びましょう。

日帰り登山の場合、1日の明るいうちに登山口から山頂まで登り、下山しなければいけません。しかし、登山では平地を歩くのとは違って、自分が思ったよりも激しく体力を消耗します。

疲れるとビックリするほど、脚が上がらなくなるものなんです…。あと、下りもジワジワと脚に来ますよ…。

自分が山道でどのくらいのペースで歩けるかもわからない段階では、地図に書かれている標準コースタイムは全く当てになりません。コースタイムには休憩時間は含まれていないので、ちょこちょこ休憩していたらあっという間に時間が過ぎてしまうなんてことも。

それに、山頂に着いたならきれいな景色を眺めたり、記念写真を撮ったり、お昼ごはんを食べたり、ゆっくり楽しみたいですよね!

それなら、ゆっくりでも余裕で下山できるくらいの片道2時間がベストです!

 

加えて、なるべく早朝に出発して、お昼頃には頂上に着いているくらいの時間配分でいきましょう。帰宅時間も考えて、下山は15時には登山口に到着するくらいがいいですよ。

登山のコースは3パターン

登山のコースには、同じ道を登って下る「ピストン」、登りと下りは別ルートでも同じ登山口に戻ってくる「周回」、複数の山を渡り歩く「縦走(じゅうそう)」があります。

初心者はまず、「ピストン」か「周回」のルートを選びましょう。

縦走っていう響きは、誰しもが一度は憧れますよね…。

②人気のあるポピュラーな山であるか

人気のある山=歩きやすい山 です。

人気のある山は、登山道がキレイに整備されていて、登山道までのアクセスも便利です。トイレや売店などが充実していることも多いので、初心者にはおすすめです。

特に、女性の場合はトイレは重要!絶対にチェックしておきましょう。

人気の山だと人が多すぎて疲れるかも…という人もいるかもしれませんが、登山初心者は周りに人が多いほうが安心できます。

私自身、人混みは苦手ですが、山では人がいると道迷いの心配がないですし、同じ目的で同じ場所にいる一体感のようなものを勝手に感じて楽しいです笑

あまり人がいないマイナールートを選んでしまうと、いつの間にか道迷いしても気づかなかったり、水場やトイレなどが全然なかったり、道が整備されておらず藪こぎ※に!なんて危険もありますので、ポピュラーなルートを選びましょうね。

※藪こぎ(ヤブコギ)とは
登山などで、笹や低木の密生する藪をかき分けて進むこと。道なき道を進みたいワイルドなベテラン登山者が好むもの。

③標高2000m以下かつ、標高差300~600m

登る山の目安は、標高が2000m以下、かつ標高差が300~600mで選んでみてください。

 

標高が高い山は、空気が薄く、下界よりも気温が低いです。

一般的に標高が100m高くなると、気温が0.6℃下がると言われていますので、標高2000mの場所と海抜0mの場所とは12℃も差があります。

それだけでなく、標高が高い場所は天気も急変しやすいので、初心者にとってはリスクが高いんです。標高の高い、日本アルプスや富士山などは初めての登山には向きません。

 

また、標高だけでなく、標高差もポイントです。

一概に、標高だけでは山の難易度は測れません。標高が低い山でも、登山口から頂上までとんでもない標高差の山もあります。

低い山だから簡単に登れるかと思ったら、急登の連続でキツすぎた…なんてことになってしまわないように、標高差は300~600mのところを選んでみてください。

ロープウェーやケーブルカーを使って標高をショートカットできる山も、初心者向きとえいるでしょう。

④コースに危険箇所がないか(季節も重要)

登山道の危険箇所、難しい箇所がないかどうかもポイントです。

一概に登山道と言っても、整備された道ばかりではありません。

そこは自然の中ですから、岩場や、石がゴロゴロしたガレ場、砂混じりのザレ場ハシゴクサリ場などもあります。

また、夏でも雪が残っている雪渓(せっけい)や、沢を渡るコースもあります。標高が低い山でも、登山道の脇が切れ落ちていて、転落や滑落の危険のある箇所があることも。

登る山を決める際には、登山地図を確認したり、Webで山の情報や個人の山行記録などを探して、参考にしてみてください。

YouTubeで山行動画を上げていることもあるので見てみるとイメージが湧くと思います。Instagramは、山頂での記念写真ばかりなので参考になりません笑

⑤自宅からのアクセスは容易か

自宅から登山口までのアクセスのことも確認してください。

車で行くのであれば、自宅を出発してから登山口の駐車場につくまでの時間、駐車場がどこにあるのかも確認しておく必要があります。

電車やバスなどを使う場合、登山口近くまで行ける交通機関があるのかどうか、行きと帰りの時刻に走行しているか、時刻表を確認しておきましょう。

初心者は、なるべくバスや電車の駅が近くにある山のほうが安心です。

登る日の天気・気温もチェックしよう

登る山とスケジュールが決まったら、その日の天気と気温をチェックしましょう。

1週間くらい前になると天気予報が確認できます。

私は、「てんきとくらす」というサイトで山の天気を確認するようにしていますよ。

標高に応じた気温と、登山しやすいかどうかをA~Cで判定する登山指数が載っているのでわかりやすいですよ。

天気と山頂付近の気温を確認して、もしも雨予報だったり、風が強かったり、あまりにも気温が低くなりそうだったら別の日に変更するほうがいいです。

ただし、天気予報は1週間のうちに変化していくこともあります。

雨予報だったのに3日前にいきなり晴れ!ということもありますので、ちょくちょく予報を確認してみてください。

雨でも登山できなくはないですが、道が滑りやすかったり、レインウェアが蒸して不快だったり、景色が楽しめなかったりと、初心者にとっては楽しくない登山になってしまうかもしれないのでおすすめしません。

単独登山女子七実の初心者成功&失敗体験談

そんな私も、いままで登山で色々な失敗をしてきました…。

この記事を読んだ皆さんが同じような失敗をしないように、ここに私の失敗談を載せておきます。

失敗①思ったよりキツかった塔ノ岳

登山初心者向けの山として紹介されていた「塔ノ岳」。

電車とバスで行けて人気の山なので登ってみたら、塔ノ岳~ヤビツ峠までのコースはいくつも山を渡り歩く縦走コース!上って下ってまた上る…そしてクサリ場の洗礼…。

どこが初心者向けじゃ~!!と後悔しました。ちゃんと地図を読めていなかったんですよね。

登山自体はすごく楽しかったし、いい思い出です。

失敗②バスで寝過ごして、健脚者向けコースから上るハメに…

宮城県にある「泉ヶ岳」。バスで行ける、地元で人気の低山です。

早朝のバスに乗り、1時間。登ろうと思っていたコースの停留所を寝過ごし、終点は健脚向けの超急登コース!仕方ないので頑張って登りましたが、辛かったー!

失敗③スマホのバッテリーちゃんと持ってきた!けど…

登山で忘れ物はかなり命取り。

スマホのバッテリー忘れとか、コードだけ忘れるとかありがちですよね。

私は、バッテリーもコードもバッチリ持ってきたのに、バッテリー自体に充電するのを忘れました。

これ以上に意味のないことってあるでしょうか…。

また、私が今までに忘れた致命的なモノだと、登山靴(途中でレンタルした)、泊まりのメイク道具一式(コンビニで全部買った)などです。持ち物はチェックリストのアプリとかで管理するのがいいですよ。

成功①登山デビューの山は、天気も景色も最高に良かった!

何事も最初が肝心ですよね。私が初めて初心者ツアーで参加した、安達太良山トレッキング。

ロープウェー&1時間ほどの行程で、ここ地球!?と思うほど大スケールの爆裂火山地帯を見て、「山ヤベー!!」と興奮しました。

小中学生のときの登山はツラい記憶しかなかったので、大人になって登山にハマれたのは最初のツアーのおかげだと思っています。

成功②登山やりたい!っていう人は、意外とまわりにいた。

「登山が好き」というと、大体の人は「へー、すごーい。」で終わるんですが、意外な人が「実は山に登ってみたかったんだよね!」と言ってくれることが多いです。

実際に、近くの初心者向けの山に一緒に登ってみたこともありました。

自分が始めてみると、周りに「登山してみたいけど、よくわからない」という人が多くいることに気づきます。

私は体力も登山の知識も多くはないですが、登山の楽しさを伝えられます。基本はソロ登山ですが、誰かと一緒に登山するのも違う楽しさがあって好きですね。

成功③登山は競争じゃないから、自分のペースで続けられる。

スポーツのほとんどは、「競争するもの」ですよね。

私は昔から運動が苦手だったし、競争を好まない性格なので、勝ち負けのあるスポーツは苦手意識が強かったんですよね。

でも、登山は自分のペースで歩けるし、コースも持ち物もすべて自分で決められます。誰かと競うわけじゃない。

自分なりに続けていった結果、挫折せずに体力も少しずつついてきて、少しずつ難しい山にもチャレンジできています。

登山初心者女子の山の選び方まとめ

登山初心者女子の山の選び方のポイント
  1. コースタイムの目安は片道2時間以
  2. 人気のあるポピュラーな山であるか
  3. 標高2000m以下かつ、標高差300~600m
  4. コースに危険箇所がないか(季節も重要)
  5. 自宅からのアクセスは容易か

このポイントを踏まえて、登る山を決めてみてくださいね!