こんにちは、七実です。
福島県二本松市にある日本百名山のひとつ、安達太良山(あだたらやま)に登ってきました。
山行データ
登山日 2017年7月9日
天気 晴れ
最高気温(福島県中通り) 36.6℃/最低気温 22.0℃
とにかく暑い日でした。後述しますが、熱中症のような症状になり、登り始めがキツかったです。
山行時間
普通はあだたらロープウェーを使えば山頂まで1時間程度で着きます。
私は暑さにやられて、水分をとったり日陰で休み休み登ったので山頂までが遅いです。あまり参考になりません。
ルート地図
持ち物
オスプレーカイト36/サコッシュ
【グッズ】
レインウェア、ハイドレーション、ストック、虫除けスプレー、タオルハンカチ、サングラス、メイクポーチ(リップ、フェイスパウダーなど)、ざぶとん、保冷ボトル、さらさらパウダーシート、自撮り棒、モバイルバッテリー、グローブ、ゲイター、財布、ファーストエイドキット(トイレットペーパー、絆創膏、ヘッデン、エマージェンシーシート、ホイッスル、靴紐、薬など)、行動食、コンビニおにぎり
登山口(あだたらエクスプレス)~山頂
ゴンドラに乗ります。片道1000円、往復1700円です。
帰りは乗らないので片道分購入。
この日は休日なのに暑すぎるのか、人はあまりいませんでした。紅葉の時期は長い行列ができます。
緑の森を抜けてぐんぐん標高が上がります。
いい眺めです。
しかし・・・、
木道が終わり、本格的に登り始めた頃、足がだんだん重くなりはじめました。
汗がすごい。
進もうとしてもすぐ息切れ。
吐き気、頭痛・・・。
多めに水分補給し、何度も休憩しました。熱中症でしょうか。
暑いのに無理したのかもしれません。ゆっくり進むことにします。
しんどいけどゆっくり進む。(途中すべって足に泥が…。)
ちなみに、しんどすぎて有名な高村光太郎の智恵子抄の詩を見逃していました。
この上の空がほんとの空です
と、智恵子さんが言ったという安達太良山の空。
空を眺める余裕がなかった・・・。
標高上げてくると涼しい風が吹いてきました。雲も多くなってきて、ありがたい。
山頂は涼しくて助かった!
牛の背~沼ノ平
安達太良山の醍醐味はこのあと。牛の背と呼ばれる稜線を進み、沼ノ平へ。
靴の紐結んでるところ笑
沼ノ平へ到着です。
月にいるような、火星にいるような、不思議な感覚です。
カメラで撮ると、絵画のようでもあります。
眺めながら寝転んでいる人が多数!気持ちよさそう~。
吸い込まれていきそうになりますが、これ以上近づくと、火山ガスで危ないですよー。
峯の辻~くろがね小屋〜奥岳登山口
名残惜しくも、くろがね小屋へ降ります。山頂があんなに遠くに。
ガレ場を根気よく下ります。
お花もたくさん咲いてました。
▲ハクサンシャクナゲ
▲ウラジロヨウラク
くろがね小屋に到着です。立派!
トイレをお借りしました。
・中に入るときは、左手にある洗い場で靴の泥を落としてから入ること!
・トイレを使う時は、必ず一言声をかけること!
ルールを守りましょうねー。
途中に水場があります。親切にコップが置いてある!
冷たくておいしい水です。
旧道のショートカットコースを抜けます。木の根注意!
すぐさまソフトクリームを食べました。体に染み渡る甘さと冷たさ!
山行を振り返って
とにかく暑かったです。天気が良すぎるのも困りもんですね。
暑かったのに最初とばしすぎたので、バテました。こんなにバテたのは初めてです。暑いのを我慢していれば、すぐ標高が上がって涼しくなると思い、ペースを上げすぎました。反省。
かなり時間をロスしたので、食事の代わりに行動食をもりもり食べながら下りは急ぎました。
安達太良山はゴンドラを降りると樹林帯がほぼないので、直射日光が当たりっぱなしです。しっかり対策しないといけないと思いました。
とはいえ、何度見ても沼ノ平は素敵な眺め。登ることができてよかったです。
また、登山道にいくつも見つけたシャクナゲも綺麗でした。
今度来るときは鬼面山、箕輪山、鉄山を縦走したいですなー。
それでは、ごきげんよう。